灼熱(蒸)の秋葉原スタジオリボレ101
どファンク・マニアック vs 『江戸ゼップ(仮)』

厳冬の候、2009年の幕開け第一弾ライヴは、1月24日、灼熱(蒸)の秋葉原スタジオリボレ101にて、レッド・ツェッペリン・トリビュートバンド 『江戸ゼップ(仮)』さんとの対決にて幕を開けました。

またもや超満員御礼!
集まってくださった皆さん、ほんとうにありがとうございました!

今回は、すでにライヴ告知にて「テーマ」を発表しておりましたので、集まってくださったほとんどの方が、ひとつの期待を抱いてくださっていました。
昨年末に突如、暴走機関車の上空に出現した巨大な鉛の飛行船。その名も「BONZO MANIAC」
目撃者の誰もが「デカイ」と感じ、押しつぶされんぢゃないか。おかしいんぢゃないのか。と畏怖すら感じるその驚愕のオタクっぷりの“ホンの一部” が、この日初めてベールを脱いで“登場”となりました。
(下のライヴ画像を見ての通り、正しくはベールではなく「星条旗を脱いだ」んですが。)

先ずはオープニングアクトを勤めさせて頂いた、不肖グランドファンク・オタク、
「どファンク・マニアック」の暑苦しいステージ写真をご覧クダサイ。


エージ・ファーナー


ドンイチ・ブリューワー


ミノル・シャッカー

 

うーん、暑いっ!!!!   テカ、暑すぎたっ。

2曲目の Paranoid で、滝汗状態となり、冬なのにヤケに暑い。。。
と思ったら、終演後、エアコンの温度設定が30℃になっていた事が発覚。(滝涙)

「えー、入り口のエアコンスイッチに寄っかかって見てた方、貴方です。
最高の演出ありがとう。暑いぢゃんかっ。(笑)」

で、暑かったセットリストです。

1. Are You Ready
2. Paranoid
3. In Need
4. Heartbraker
5. T.N.U.C.
6. Inside Lookin' Out
<encore>
7. In To The Sun

はい。LIVE ALBUM (CDバージョン) そのまんまの順序です。
あまりにも有名且つ完璧な順序ですので、3曲目くらいで「ははあん」と。
曲順バレてるな。と、演ってる方も感じます。(笑)

今回は時間の都合で Mean Mistreater と Mark say's Alright をカットしました。
決してFender Rhodes ピアノが重いから持ってこなかった。のではありません。(汗っ)
時間を気にしつつ、2曲カットした分以上に、MC長げーよ。と、暖かい声援も頂きました。
「いやあ、MCが一番よかったよ!」と、毎々、真顔で誉めてくださる友人が居まして、演奏よりMCなの?と複雑なんですが、次回もまたがんばります。MC。(爆)

で。毎々。いちばんウケるMCが楽器の説明なんですが(←結局みなさん楽器オタクなのカイっ)、今回は新兵器を初披露しました。

当サイト未発表の秘密兵器。ライヴに来てくれた人だけが知っている。その名も、

" The Foot on can sawky "

御高覧ください。

で、

今回は、いつものWESTアンプに加え、久々にヴィンテージ Ludwig ドラムセットを持ち込みました。
美しいレッド・スパークルに輝くこのドラムセットは、バスドラム20インチ(≒直径51センチ)です。
これはハードロックとしては比較的小さめなのですが、身長180センチの大男ドンイチ君が座ると更に小さく見えます。
ここんトコの見た目が、実はGFRっぽいんですね。巨大なアフロヘアも含めれば2メートル近いドンブリューワー先生を「トテツモナイ巨人」に見えるように、GFRは、あえて小さなドラムセットなんですね。
フロントで暴れるアメリカ人としては小柄なマーク&メルの後ろの小さなドラムセットの中で大男が暴れる。スクっと立ち上がると、トテツモナイ大男。という演出効果と、小さなドラム特有のあえて乾いた軽いドラムサウンドで、歪んでいてヘビーなメル・サウンドとのコントラストをつけているんですね。
GFRの場合、ドラムよりもベースの方が音色が 「下」 なんです。
ココ、覚えておいてください。

そ・し・て。
今回のライヴのメインアクトは、今回がデビューライヴとなる
レッド・ツェッペリン・トリビュートバンド 『江戸ゼップ(仮)』さんです。

ほぼサウナ状態のステージ上で繰り広げられる我慢大会(←誤)、熱い演奏(←正)をご覧ください。
記念すべきデビューライヴのセットリストは、もちろんこの曲から。

1. Good Times Bad Times
2. Dazed and Confused
3. Babe I'm Gonna Leave You
4. The Rover
5. Immigrant Song
6. How Many More Times
7. No Quarter
8. Stairway to Heaven
9. Thank You
10. Rock'n'Roll
<encore>
11. Trampled Under Foot
12. Communication Breakdown

うーん、熱い!

暑さと酸欠でヘトヘトになりながらも、最期まで一発一発、魂を込めて叩きまくるダイスケさんと、確実なテクニックと“完璧”なサウンドで、次々とツェッペリンの名曲を再現する江戸ゼップ(仮)さんの暑いステージは最っ高!

そしてアンコールでは、スペシャルゲストの厚見玲衣氏(風林火山、ex,VOWWOW) が加わり最高の盛り上がりとなりました!
なのでキーボード(クラビ)でイントロが始まる Trampled 〜 なワケですね。(笑)
ドラムのダイスケさんは、厚見さんがムーンダンサーでデビューされる前の伝説のプログレハードロックバンド “サイレン” のドラマーですので、30年以上の時を経ての御2人の共演シーンには心が熱くなるものがありました。

で。ご覧の通り、なんとドラムセットは総入れ替えです!
持ち込まれた26インチ≒直径約1メートル(嘘)の、バスドラムのでかさたるや。
実はセットチェンジのこのシーンが今回のハイライトだったりして。(笑)
「おおー!」 「でけえ」 「やっぱヘンだ」 と、わかって欲しくて、あえて並べたり。(爆)

この巨大な口径のドラムだからこそ出せる音の深み、迫力こそが、ダイスケさんが虜となり、遂には「BONZO MANIAC」なる飛行船が離陸するに至った原動力です。
その後のハードロックのスタンダードとなった、ボトムにキックありき。(ここが前途のGFRと決定的に違うんですね)
GFRオタク と ZEPマニア。求めているサウンドはそれぞれに異なりますが、そのどちらもが最高にかっこいいサウンドであることは、ここで説明するまでもありません。

まさにMANIACな、最高の仲間が“登場”してくださいました。
あの時代の音楽。最高のサウンド。友達。。。

江戸ゼップ(仮)さん、是非、第2弾ライヴをやりましょう!

Special Thanks to:
Dr.Fujieda san, Yamba san,
Kohsuke san, Yasuo san, Nishikawa san, Naoko san, Oizumi san,
山崎ギター工房....and, Kogure san !!


 

フライヤー

ライヴのお知らせ “第一弾”

≪プロローグ≫

ここに一枚のポスターがあります。

これは、当時ハードロックの王者に君臨していたLED ZEPPELINのオープニングアクトをデビュー間もない新人バンドGrand Funk Railroadが勤めた、“あの有名な逸話”を生んだ伝説のライヴのポスターです。

その逸話によれば、余りにも強烈な演奏を披露した新人バンドに対して、観客は何度も何度もアンコールを要求し、なかなかZEPPELINがステージに出られなかったそうで、怒ったピーター・グラント(有名なツェッペリンの豪腕マネージャー)が、GFRの演奏をストップさせようとしたが、演奏中に乱入してきたスタッフを屈強なGFRのメンバーが返り討ちにしたという。

その時のエピソードを、後にテリー・ナイト(有名なGFRのラツ腕マネージャー)が、「ツェッペリンをぶっ飛ばした」かのように表現して、デビューのうたい文句に利用したので、後に王道ツェッペリン・ファン(というか、ブリティッシュロック・ファン)の多くから、GFRは敵対視されるハメになったり。という。
つまり、これはロック史に於いて、あまりにも有名な逸話を生んだコンサートのポスターなのです。

【注釈】 正確にはそのキャッチコピーは、ツェッペリン「を」ではなく、「ツェッペリンも、ぶっ飛んだ」です。もちろんGFRのメンバーにはツェッペリンに対する敵対心など無く、メンバー(当時は新人)の知らない処でマネージメントが作り出した宣伝文句だったと、後のインタビューで語られています。
GFRファンとしては、「すげえな。さすが筋肉隆々GFR。」ですが、常識的には、前座でアンコールに応じて時間オーバーする行為も、それをトガメられた時に起きてしまったハプニングを宣伝に逆利用するのも、GFR側のマネージメントに節操ナシと見られても仕方ないですね。

サテ。本題。
久々に、ライヴやります。
場所は、皆さんに最初にお会いできた、あの「あきはばらくえん球場」こと、
秋葉原 REVOLE LIVE SPACE 101 です。

ですから今回のライブは原点・初期GFRに戻って、トリオ編成での「LIVE ALBUM」に久しぶりに挑戦です。

そして、今回は。。。
この前置きで、もうお分かりでしょう。今回は対バンあり。
先ごろ、当サイトとスペシャル・リンクしてくださった、「BONZO MANIAC」

そのボンゾマニアックの、Mr,Bonzo (←って、これはイカンか)こと、Daisukeさん率いる、ジョンボーナム・ファンによるジョンボーナム・ファンの為のジョンボーナム・トリビュートバンド(世間では一般にレッド・ツェッペリン・コピーバンドと呼ばれます)との、ジョイントライブです。

もちろん。
ボク達、グランドファンク・トリビュートバンド「ど・ファンク・マニアック」は、前座です。(爆)
やめませんよ。そろそろ代われと言われても。(笑)
ウワサでは、あちらのマネージャーさんが身体を鍛え始めたらしいので、
こっちも負けないよう筋トレ中です。
果たして。GFRが節操ないのか。
それともツッペリンのマネージャーのケツの穴が小さいのか。(笑)
ここで、再現して、検証してみようと。

皆さん、是非、GFRを応援に駆けつけてくださいっ!

今回もメッセンジャーやWESTアンプ、ビンテージ・ラディックドラムを持ち込んで、あの時代のリアル・サウンドを追求します。
21世紀のライヴのスタイルって、観客はPAから出る音(←聞きやすく音量や音色のバランスがとられ加工されている)を聞いているのであって、実はアンプや楽器本体から出ている“生”の音を聞いているのではないんですね。
なので今回は、小さな会場で、PAは唄だけ。必要最小限です。アンプのスピーカーやドラムの胴から放出される“生々しい音”がダイレクトに皆さんの耳に届くよう、フルテンにして、力いっぱい叩きます。
このサイトで、さんざん語り尽くしてきた“GFRが使っていた個性的な楽器”の生音を、皆さんに知って頂きたい。そんな想いを込めてがんばりますので、皆さん是非いらしてください。

そして、今回は、対バンあり。です!

あちらも、これまた強烈な機材を持ち込んで、初期ツェッペリンのリアルサウンドを再現されるそうです。
特に、小さなドラムセットをフルパワーで叩きまくるDonichi君に対して、巨大なドラムセットを強烈なパワーで叩きまくるDaisukeさんの対決は、見所のひとつです。
この2人は、ボクが今まで出会ったドラマーの中でも、とびきり生音のデカい2人なのです。
テクニックの上手いドラマーはたくさん居ますが、“生音”のデカいドラマーは、ほんとうに少ないですからね。

方や。

歴史を塗り替え、その後のロックサウンドのスタンダードとなった「レスポール+マーシャル」「巨大なドラムセット」etc,etc, を冠したツェッペリンスタイル。

方や。

21世紀、情報化ネット社会になった今でも、「あのギターは何だ?」「メッセンジャー+WEST?」と、完全なるアウトサイダー(異端者)の最高峰、GFRスタイル。

その後の歴史上では、正に両極端な評価となった両者の、しかし強烈に引き合う“最高”のロックスタイルを、皆さんに見比べて頂ける機会となるよう、そしてまた皆さんと一緒に、Grand Funk Railroad と LED ZEPPELIN の素晴らしい音楽を楽しめる夜になるよう頑張ります。

皆さんとお会いできるのを、楽しみにしています!

We got some your Rock'n Roll Soul !

2009年1月24日(土)
秋葉原

STUDIO REVOLE Part U

LIVE SPACE 101

REVOLE Part101

JR秋葉原駅、昭和通り口から徒歩30秒
TEL:03-3862-0068

OPEN 17:30  START 18:00

ご注意

会場内は禁煙です。
お煙草は、所定の位置でお願いします。

狭い会場ですので、人数の制限が御座います。
予約された方から入場出来ます。

 


 

どファンク・マニアック (GFR・トリビュート)

  G&Vo:エージ・ファーナー
  D&Vo:ドンイチ・ブリュワー
  B:スワベ・ミノル・シャッカー

「江戸ゼップ(仮)」 (ZEPトリビュート)

  G:ジミ―・ぺ・エジラ
  Vo:ロバート・プ・ハセガワ
  B&Key:のん・ポールジョーンズ
  D:ボンゾマニアック・ダイスケ
  Manager:コースケ・グラント

「江戸ゼップ(仮)」 オフィシャルサイト

BONZO MANIAC

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