サテ。 「何でもありますボンゾマニアック」と思われガチですが、さすがに入手できないものだってあります。 それがこのステンレス製のドラムセットです。 って、あるじゃん。(笑) これはボンゾ先生があまりにも太く短いその生涯の最期に御愛用された幻のラディック・ステンレススチール製ドラムセットです。 ファンは欲しいし、メーカーは作りたくないし。(たぶん)で。ボンゾ先生が崩御されてから25年間もカタクナに嫌がったラディック社が、ついに折れて 「しゃあねえ、100台だけだぞ」と、(言ったかどうか知らないんだけど)たった1回だけ、作ったんだそう。 なので。ここは冷静な判断を誇る当ボンゾマニアック。「これだけは無理」と、シルバーのドラムセット(もちろんサイズは巨大な26インチながらも、材質はウッド)を揃えたことで、いちおうのカラーバリエーションは揃ったし、ま。いっか。。。 って。。。。
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どうみてもいちばん左が。 明らかにオカシイ。 これ、20インチです。 |
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20インチといえば、フツーは、バスドラです。 普通はこういう感じで正面を向けて寝かせておきます。 |
が。このバスドラはなぜか天井を向いています。
ロカビリーで使う立て置きのバスドラにしては、下から蹴り上げるキックペダルが付いていません。
「これこそが、ボンゾ先生が時々使っていた20インチのフロアタム。」 だ、そうです。が、何を言っているのか日本語が通じません。(笑)
試しに楽器屋で、「20インチのフロアタムのヘッドをください。」って言ったら、もちろん在庫は無いし、あげく店員さんに「そんなの無いです。」とまでキッパリ断られたというエピソード(実話)からも、専門店の店員さんにも日本語が通じなかったという。(笑)
※注)ヘッドのメーカーカタログには“いちおう”載っています。
待てど暮らせど届かないくらい遠くからの取り寄せになりますが。(実話)
ま。日本語が通じないのも仕方ないくらいに、このサイズが普通ではない。という事でしょう。
だって、もしツーバスにこのフロア置いたら、出てくるサウンドはトリプルバスです。
そおいえば。ウワサでは、デビュー前にツーバスで行こうとしたらジミーペイジに却下されたらしい。などという説もあるので、「ムフ。これなら気づくまい。」と、こっそり“実質ツーバス”にしたのかな。とか。
で、見つかると怒られて撤去。とか。(笑)
コレ、20インチのバスドラとして見れば、超・深胴なワケで、これだったら、まだツーバス許可したほうがよかったんぢゃないか。ってくらいウルサイという。(笑)
とにかく、なんでもかんでも特大サイズのボンゾマニアック。
「フツーのサイズの物はないんですか?」と、思わず質問したら、
って言うんで、少しは良心的な写真も載せなければ、こりゃDaisukeさんのコケンにかかわるな。と、奥の和室なる部屋のドアをあけたらば。。。
こうなっていました。(滝涙)
部屋の中に人が立っているスペースすら無い。
これら全てが、スネアのケースです。
「ケースだけ。で、あってくれ。」
と祈りつつ、ひとつずつ蓋を開けると、次々とトンでもない高級スネアが登場する。という。
みなさんっ、スネアで酔ったこと。ありますか? ボクはあります。(笑)
見えてるだけで50個以上あって、奥の方とかにもドッサリあるから、もうね。
ま。考えてみたら、ここは和室とはいえ、聖なる館・ボンゾマニアック。
いつの日か、これらのスネアケースを全部開けて、ズラリと並べた写真を掲載する日が来ることを祈りつつ、新鮮な空気を吸いに外に出たら、アレ?車が新しくなってる。
「ドラムが積めるようにワゴンにした。」んだそーです。いやはや。
で、後部ハッチを空けると、あたりまえのように、このよーに。
ZEPサウンドにとって、バスドラは巨大な26インチでなければならない。というコダワリぶりには、このサイトを読んだ誰もが感心しますが、
最期の最期はステンレスセットが欲しい!って、ずっと申されてましたが、こうして遂に揃ったので、これにて完結!って気が全然しませんね。この暴走飛行船は!
次は。。。アレか!(爆)
あ。おまけ画像です。
ボンゾ先生といえばPaiste2002シリーズのシンバルを御愛用されていることで有名です。当ボンゾマニアックではドラムセットにばかりスポットライトを当てている印象をもたれガチですが、それは違います。あまりにもドラムセットがデカくて、スポットライトがシンバルまで届かないだけです。(笑)
シンバルは、もちろんあります。
考えてみたらスネアが60台も有って、38インチの銅鑼も有って、シンバルが無いワケないんですね。
つまり、皆さんが見ているこのボンゾマニアックは、Daisukeさんの病状の一部分だけを見て心配なさっているワケで、まだまだ氷山の一角。という事なのです。
だいたいにして取材班(鉄道マニア)が乗り物酔いしちゃうんですね。飛行船乗り慣れてなくて。(笑)
で、シンバルという壮大なるテーマの氷壁を前に立ちすくみ、見て見ぬフリをしてきたワケです。
そんな小心者(面倒クサガリ)な筆者をしても、おおっ!これは載せねばっ!と、反応してしまったくらいですから、さっきのおまけ画像は、ふーんシンバル2枚ね。的なモンぢゃないのです。
先ず右のシンバルは現在では入手困難な2002シリーズの有名な赤いロゴタイプです。
ピッカピカですが20年くらい前のヴィンテージです。
そ・し・て、左の、これまやピッカピカのシンバルはボンゾ先生が御愛用された70年代の“本物”のヴィンテージのデットストックです。
これらは一般的にロゴが違うだけと認識されていますが、実はこんなにも仕上げの丁寧さが違うのです。
ね。わかりますでしょ?木の年輪みたいな模様の違い。
たぶん、旋盤(回転切削機)が、自動化されたのではないかな?自動化したほうが削りムラが無くなるような気がしますが、そうぢゃないんですね。こういう大きな金属を回しながら削るワケですから、車のブレーキと一緒で、刃物が回転するシンバルを削るときに負担がかかってモーターを止めようとするんですね。で、回転がストール(瞬間的に回転数が落ちる)ので、その部分だけ削り目が粗くなって、回転が復帰するとまたきれいに削れる。という。そういう現象を旋盤工場で見たことがあります。その時に「実は職人さんが、ストールさせないように微調整しながら“手”で丁寧に作業したほうが、均一で綺麗な仕上がりになる」と教わりました。人間のセンシティヴな能力って凄いなぁ〜と関心しましたのを、このシンバル見てたら思い出しました。ちなみにその工場はシンバル屋さんじゃなかったけど。
で。この仕上がりの違いを見て、はは〜ん。パイステ、やりやがったな。と。
だからロゴをデッカクして、世間の目を削りムラから逸らそうとしたんだな。と。ボクは見抜いてしまったワケ。
トコロデ。いちばん、視線を集める色の組み合わせって御存知ですか?黄色地に赤文字。だそうです。スーパーマーケットの特売の値札のあの色こそが、人間の視線が集まる色なのだそうです。黄色よりも金色。金色に赤ロゴって、スーパーの店長もうらやむ組み合わせですよ。
しかも特売の赤文字はデカイほどに良いのです。まるでパイステシンバルがごとし。ですよ。
これだけ、仕上がりの丁寧さが違ってしまっては、パイステ愛好家も、もちろんボンゾ先生も納得しなかったハズ!と思いきやっ。
そりゃそーか。材質は同じだし、見た目はサテオキ、天下のパイステがサウンドをスポイルしたりしないか。
つまりスーパーの特売品も時間制限があったりするダケで、食べてしまえば同じ味。という事なのでしょう。店長さんには黄色で十分。と言いたい。
あれ?なんか話題が変なトコに入り込んだな。。。
よしっ。気を取り直してもう一枚、おもしろ画像です。
左から、
・Ludwig 60年代キーストーンバッジの20インチ。
・HAYMAN 22インチ。
・Camco 24インチ。
・Ludwig 70年代 オリーブバッジの26インチ。
20、22、24、26インチと、だんだん膨張しています。
大きさの違いからサウンドの違いをイメージしてください。
これら全て、貴重&最高のコンディションのヴィンテージです。 よく見ると、タムホルダーが全部Ludwig製のバナナだったりします。 別に特売赤札で、バナナをたくさん買ったワケではありません。 バナナが好きなんデス。 ああ。また話がスーパーネタに逸れそうだな。。。。 ここら辺までにしておきましょう。 |
つ・づ・く