Takahasi's “ROGER MANIAC” Collection

サテ。世の中にはいろんなマニアの方が居ます。
まずはこの写真をご覧ください。

猟奇的なまでの「何か」を感じた方。
さすがです。これぞ、マニアック。(笑)

ここでマニアックの語源と、Grand Funk Manaic の由来について説明せねばなりません。
(興味ない方は読み飛ばしちゃってください)

1997年のGFR来日後に、高まるオタク魂に火がついて立ち上がった当サイトですが、サイトの名前は当初「グランドファンク・マニア」として制作に取り掛かりました。
当時はまだ5本くらいしかギターは持ってませんでしたし、WESTなんて写真すら見たこともありませんでした。
たしか、持っているレコードとか本とかをズラリと並べて見せびらかしたかった。程度の稚拙なコンセプトだったような。(笑)
で。完成した小さな小さなオタクサイトのロゴを読んだら、アレ?最後に“C”が付いている。これじゃマニアじゃなくて、マニアックじゃん。と。(笑)

1997年当時〜ホンの1年くらい前までは、世間ではオタク趣味な仲間を、「マニアだな〜」と茶化し、“マニア”が一般的な日常語でした。
たとえば、ビートルズの熱狂的ファンをビートル・マニアと呼び、他にもレッスルマニア(プロレス)、鉄道マニア(文字通り)、と呼んでいたワケで、当然ここはグランドファンク・マニアとなるワケです。
トコロガ。どうして“C”が付いちゃったか。というと、カタカナで「グランドファンク・マニア」って入稿したら、それを制作担当者が当時のツタナイ翻訳ソフトで変換したもんだから、その翻訳ソフトが“Maniac”って表記しちゃったんですね。(笑)
で、ロゴも作っちゃったし、これでいーじゃん。スタートしちゃったしぃ。みたいな流れのまま10数年が経ちまして、あるとき指摘を受けたのです。
「Manaic はマズイよ。Manaic には、病的というか、猟奇的とうか、ちょっと変質者的というか、そういうイメージがあるのでGFRへのリスペクト満載のサイトが使うには適さない単語だよ。」と。
だいたいにして、マニア=愛好家(つまり集団)のことだけど、マニアック=病名みたいなモンですから、こりゃ、英語力ゼロでエライことしちゃったぞ。今頃アメリカでは眉をひそめて見られているんじゃないか。と、焦りまくったのですが、時すでに、もうバンドの名前まで、「どファンク マニアック」ってにしちゃった後で。(笑)
しかも周囲からは、「ぴったりじゃん。おまえのコレクション猟奇的だし、おまえ病気だし。」と、変えるな変えるなの大合唱。(滝涙)
で、それが突然。12年が経過したある日。テレビを見てたら芸能人が「マニアックだな〜」とか使ってる。最初はアレ?とか思っていたら、あっという間に日常語(和製英語)になってしまったのです。
ようく観察してみると、どうやら愛好家という意味ではなく、オタク的という意味で、世間は使っているようです。
「オタク」が日常語になった当時の「オタッキー(死語)」と同じイメージのようで、もはやオタクという単語までもマニアックと言われるようになった感さえあります。
「グランドファンク・オタク」「グランドファンク・オタッキー」。。。。う〜ん、かっこわるい。。。。
そういえば「オタク」っていう言葉も、発祥当時は猟奇的というか病気的というか、世間からドロップアウトしたようなイメージで使われていて、現代の“文化”とまで称される時代が来るなどと夢にも思い(思え)ませんでしたね。

来るか、「マニアック文化」と呼ばれる時代。(笑)

テナワケで。話を戻しましょう。
この、同じシンバルスタンドばかりの写真。あえて商品名の、Ludwig ヴィンテージ・シンバルスタンド、「ハーキュレス」と呼びましょう。
ハーキュレスばかり買い集め、天気の良い日に磨き上げたハーキュレス達を、寸分の狂いもなく同じ角度にセッティングし、それらをズラリと並べて、ちょっとにやけてしまいつつ、まるで水着モデルを撮影しているかのごとく軽いコーフンと自制心を闘わせながらシャッターを切りまくる光景こそが、まさしく!「THE MANAIC 」 です。

どうです!これぞ、まさに猟奇的ではあーりませんかっ。(笑)

その名も、ハーキュレス・マニアック。

という称号が脳裏に走った貴方は、すでに我々の仲間です。(笑)

がっ、しかし。
甘いっ。
甘すぎまするぞっ。

こーゆー方は、たいてい、ボクが過去に経験した“出会い”からすると、これだけのハズがないのです。(笑)
たいてい、ヴィンテージLudwigの、シルバースパークルの26インチセットとか、そうたやすく手に入らないタムやらなんやら色々持っていたりします。(笑)

ボクは、自称・グランドファンク・マニア(←愛好家)なので、次の写真の説明をあえてしませんっ。

それでも、これを見れば誰もがトテツモナイ衝撃を受けるでしょう。(爆)

ご覧くださいっ。 ひぃぃー。

Roger Meddows Taylor Maniac!

居ましたねー。ボクと同じニオイの方が。(笑)

この暴走機関車のRailroad上で、出会えて大感謝です!

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