これは Mark が PEAVEY
社と1982年に初めてエンドース契約した記念すべき最初のモデルです。 唯一1983年の東京楽器フェアでこのギターを使用して Haertbraker をデモ演奏した事だけが日本でのこのギターの情報の全てだと思います。 限られた写真から判断すると、おそらくそれ以前に使用していたナチュラルのストラトと同じ仕様のように見受けられますので、ストラトっぽい音だったのでしょう。 ちなみにこのギターのフロントとリアにはハンバッキングPUが載っていますが、MARKのMystic はフロントとリアもハンバッキングサイズのシングルコイルだったようです。 鮮明な資料写真お持ちの方。 ご一報くださいっ。 で、このギターはMARKのモノとは名前とシェイプが同じだけど、だいぶ違います。 MARKのは、黒い指板(黒檀?)で、色はナチュラルで、4カドに黒いストライプが書かれていて、2×デカ・シングルピックアップ&センターに普通のシングル=
3 ピックアップに独立したON‐OFFスイッチ×3
(ストラトと同仕様)で、アームなし。 つまり、全然違うんだけど、この1本しか、7年探したけど見つからなかったワケです。 で、センターピックアップをつけ加えてて、スイッチを独立×3にして、指板を替えて、Racing
ストライプを書いて、MARK仕様に大改造したのが上の写真です。 使用前、使用後の写真をご鑑賞ください。 色はハギナチュラルにしたいのですが、とりあえずオリジナル塗装のままです。 それにしても80年代のPEAVEYのギターは重い。 でも、このギターはMARKの使用ギターとしては珍しく弾きやすくて、音も珍しく素直な普通の音です。 見かけとは違って意表をついて使いやすいギターです。 やっぱりMARKのギター選定は奥深い。。。 MARKスタイルを真似て唄いながらギターを弾く時は目線は指板を見ないので、しばらく弾いてからやっと気付いたのですが、珍しい23フレット仕様でした。 フレットのメンテナンスをしながら、どうも作業量が多いなぁ。と。 初めて手にした変形ギターなので、不思議なコーフンを憶えます。 MARKがこのギターで演奏している音源が手に入る日が待ち遠しい。。。
残念ながら、Impact
同様、日本では発売されなかったようで、知名度ゼロです。
このギター入手直後、1983年にGFRは再び活動停止状態となってしまうワケで、その直前の本国アメリカでのツアーのみに使用したらしく、当時の写真がアメリカの個人ファンサイトなどで拝観できますが、日本では全く紹介されませんでした。
MarkのSoloアルバムより
そして残念な事に、このギターを使用した音源が全くありません。