Mo-nage Massenger


これはトリビュートバンドでのライヴで
Sin's a Goodman's Brother
のイントロを弾くために製作したアコギです。

本来はマーク尊師がレコーディングで使用されたのと同じ
を使いたいトコなのですが、なにせウォッシュバーンは
100年も前のヴィンテージですので、しょっちゅう壊れてしまいますし、
このとき入院中だった為に代役が必要となったワケです。





 
修理中のWashburn (涙)

で。どうせ代役なら、中途半端に Washburn 風なんてしないで、グランドファンクらしい仕様のアコギがいいな。と。。。で、3,000円で手に入れた国産のアコギに手を加え、こーゆー風にしちゃったワケです。


如何でしょうか。らしい。でしょうか。

この手のモデファイばっかりしていたせいかやたらと手馴れていて(笑)、
ペンキ塗るのに5分、乾燥待つ事1時間、血管書くのに15分、
テープ貼るのに20分、弦の張り替えに15分と、
思い立ってから約2時間後には完成です。

我ながら手が早いっ。(作業の。です。)

しかも。
思ったよりも上手く出来てしまって、
弾いてみたらこれまた思ったよりも美しい音色で、
弾き易いし、作りもしっかりしているし、ジョークで作ったギターですが、
じわりじわりと愛着が湧いてきました。

で。後日のライブにてお披露目となったワケです。

いつもライブのオープニングは Are You Ready と決まっていて、何度か見に来てくださっているお客さんにはネタバレしている事もあり、今回のライブでは前述の Sin's a Goodman's Brother をオープニング曲にして、冒頭での“登場”と相成ったワケです。

すでに写真でお気づきになった方も居ると思いますが、このギター。エレアコではありません。
ノン・ピックアップの生音のみなので、後ろの席の方まで聞こえるように、会場の皆さんに静かにして頂いて(笑)「なんだよ、よく聞こえねえなぁ」と、耳を澄ませて頂かねばならぬワケです。で、研ぎ澄ました皆さんの耳へ。。。次の瞬間、

爆音であのリフをお届けするという。(←バカだなぁ)

そうです。レコードの、あのカンジにしたかったワケなんです。
あれ?録音レベルが小さくて音よく聞こえないな。。。アコギのイントロなのか。。。と、ステレオのボリュームを上げた次の瞬間、あまりにも暴力的な爆音リフが炸裂して、親が部屋に飛び込んでくる。という、アレ。(笑)

アルバムCloser To Home で、世界中の若者が、まんまとひっかかって、こっぴどくと叱られたにもかかわらず、ベスト盤 THE BEST OF GRAND FUNK でも、またしてもひっかかってしまい、世界中の親が 『ボリューム下げなさい!』と2度叱るという、誰もが必ず体験したハズのアレです。アレ。



アレを真似したいが為に、
このギターはエレアコであってはならぬワケです。
(3,000円だし)

で。バカなタクラミを考えたまでは、我ながら面白いヤツだと思うのですが、

ハタと。。。

アコギでイントロ弾いて、ギターを爆音メッセンジャーに持ち替えた瞬間に
ネタバレしちゃうぢゃん。( ̄ ▽  ̄)

と。気付いたワケです。

お客さんが身構えるより先(笑)に、一瞬でアコギから爆音エレキに持ち替えて弦をヒットしなければならないワケです。
だからといってスタンドに立てたアコギを弾くのはイメージ違うし、急いぎつつ弾き終えたアコギを丁寧にスタンドに立てかけてる姿もマヌケだし。
だいたいにしてスタンドとか近くにあると演奏中に蹴り倒してしまうので邪魔だし。。。う〜ん。。。

で、この案はボツにしようとも考えたのですが、、、ムフ。
ヒラメキマシタ!

あのアコギイントロの最後のストローク、ジャンガジャガジャーンは E なので、アコギをオープンE チューニングにしておけば左手は弦を押さえないでよくなって、さすれば左手が空く。で、その左手でメッセンジャーを「取りに行って」、右手でサッっとアコギを放り投げてしまえば、すぐにリフが弾けるんぢゃなかろーか。と。

おおっ。カッケーかも!(≧▽≦)
これなら邪魔なスタンドもいらない(買わないで済む)ぢゃん。と。
どうせ蹴り倒すならこっちのほーが同じで安いぢゃん。と。

で。リハーサルするとアコギが壊れて本番で使えなくなる可能性があるので、ぶっつづけ本番で、ガ―ンと放り投げたワケです。
結果、見事な受け身でどこも壊れずに済みまして。めでたしめでたし。
見に来てくださったお客さんにもヤヤウケ程度の反応を頂き(笑)、そこのトコはやはりレコード体験者ばかりで、こっぴどく叱られた世代の方々には、こちらのタクラミなど読まれていたようです。

あと、「投げるまで」は考えていたのですが、「投げた後」については想定できておらず、ステージ床に転がったアコギが邪魔なスタンドよりも更に邪魔で(笑)、暴れているうちに2回も踏んでしまい、そっちのダメージの方が精神的にもアコギ的にも痛かったのがマヌケでした。(笑)

ステージでギターを投げた人は世の中たくさん居ますが、間違えて踏んぢゃった人は少ないと思います。
踏んでみると分かるのですが、踏んだ瞬間、演奏止まります。(笑)

カクシテ、なにはともあれ、ガツンと投げたけれど壊れなくてヨカッタヨカッタと、ほくそえみつつ帰宅したのですが、なんとギターの神様は一部始終を見ていたのです。

機材を家へ搬入している最中、その裁き(事故)は起こりました。

ぬわんと!ライヴには無関係の、
もっともグランドファンクと関係の無い別のアコギが、
機材の搬入作業中に吊るしてあった壁から、落下してしまったのです。

それがコレ。


Harmony Sovereign

がーん。

これはとても珍しいハーモニーのヴィンテージアコギなのです。
はい、そうです。

これぞ、かのLED ZEPPELIN ジミ―ペイジ氏が、
ロック史上最高の名曲「天国への階段」イントロで使用したのと同じ、
世界中の誰もが知っている、唯一無二の「あの音」の出るアコギなのです。

しかもコレ、秘蔵のタグ付ミントコンディション。(滝涙)


それが。。。御覧の通り、完っ全に破壊されています。
悲惨な状況写真を御覧ください。

 


ここはグランドファンクのサイトですので、この手のツェッペリン・コレクションは掲載不可というか、ナイショにしてまして登場する予定はなかったのですが、なんとSin's a Goodman's Brother のイントロ暴挙の代償(犠牲)として、カンプなまでに破壊されてしまった可哀想なギターとして、ここに登場と相成りました。
しかも登場と同時に、このアコギは、

天国への階段をほんとうに登ってしまいました。(←ベタだ)

このレポートを読んで、『ひえ〜、もったいね〜』と、一緒に嘆いてくださる心優しき方は、恐らくツェッペリンも愛聴されるロックファンであり、『ツェッペリンもぶっ飛んだ』というキャッチフレーズがすぐに思い浮かんだ方は、生粋の暴走機関車野郎と言えます。
リ トマス試験紙みたいな事故です。

はい。ワタクシ後者でした。(笑)

なぜかハンパナクぶっ壊れたギターとゆーのは、眺めているとコーフンしてくるモンです。あほです。
つまり、やっぱりギターは投げたらあかん。ちゅう事です。そういえばギターの説明書には、投げたり落としたりしないで下さい。と注意事項が書いてあったような記憶があります。(←ウソ)
ギターの神様は見ているんですね。
そして安く入手したギターだからとフトドキな扱いをする輩には、別の、もっと高くて珍しいギターに天誅を加え、思い知らしてくださるワケです。


このトーリ、ウルトラレアなオリジナルケースもあるんです。
ちゃんとケースにしまっておけば良かった。。。

ちなみに投げても壊れなかった3,000円のアコギと、
トバッチリを喰らったハーモニーは50倍くらいの価格差があります。

アタタタタタ。。。。痛すぎる。。。

。。。。さようならジミ―ペイジ。。。。
やっぱりボクは天国への階段を弾けるようになれませんでした。


で。大いなる反省を込めて、メッセンジャー風に塗り替えたギターを、
こう名づけました。

Mo-nage Massenger
もう投げませんジャー

ああ、ベタすぎる。。。本文、後日書き直し。だな。。。。










話の流れでに隠しツェッペリンコレクションもチョロっと公開。
許されませんな。グランドファンク・マニアックなのに。




自分でサイケ模様を描いたテレキャスター。





 


ペイジ&プラントを見に行った翌日に衝動買いしたWashburn 12弦ギター。
マークファーナーの使った は、
戦前に倒産してしまったアメリカのメーカーで、
これはその伝説的なブランドを買い取って復活した
現在のWashburn製。不思議な縁を感じますね。



 


初期のツェッペリンは、このL型ハモンド。





そして、グランドファンクとツェッペリンのマストアイテム、
白いMellotronRhordes ステージピアノ。



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