AVALON with “L.O.U.D.”switch 50W Head Amplifier

信じられないような奇跡の連続。ななななナント当サイト11台め(!)となるWESTが登場です!!!!
50W仕様のAVALON の“後期型”です。
燦然と輝くラッパのWマークが描かれているフロントパネルは、ナント。アルミの化粧板です。
普通のアンプならあたりまえ。「ふ〜ん」ですが、WESTの場合、フロントパネルはアルミ風シールなのです。コントロール部の文字が印刷されているシールを鉄のシャーシにぺタっと貼ってあるのでジャックのワッシャ部などでシールが「シワ」になっちゃったりするワケです。
それが!このラッパマークのAVALONは、チャンと(?)アルミ板が貼り付けてあります。
アルミ板にシルク印刷で文字が書かれているっ!(って、皆さんには「ふ〜ん」なのかな。。。)
つまり、チャンとしなきゃ。って、仕様変更されたんだろーな。と。

で。印刷済みアルミ板の在庫を各機種に流用するので、AVALON とか FILLMORE とかのネームはグリル部にネームプレートで表示することにして、このアルミパネルには“名前”が書かれてないんですな。
ふむふむ。。。で、空いたスペースがさびしいのでデッカイラッパのWマークを書いたんだな。
ふむふむ。。。ということは、シール仕様でパネルに FILLMORE って書いてあって、ついでにネームプレートもFILLMOREって付いてるヤツとかは過渡期だったのかもしれないな。。。
ふむふむ。。。などと。(あくまでも仮定です)

そして。はい注目!

L.O.U.D. と書かれたブーストスイッチが付いています。

このラウドスイッチはラッパのWマーク仕様だけでしか見たことがありませんし、私の所有するWESTには、このラウドスイッチが装備されているモノが無かったのです。

なので、憧れのラウドスイッチ。ついにGETなワケです。これはウレシイ。

ちなみにこのラウドスイッチ。過去の経験から通称「自爆スイッチ」とも呼ばれ、コレをONにした瞬間に真っ赤な炎が上がった現場に居合わせた事があります(笑)。で、恐る恐るONにしてみたら、普通のブーストスイッチとして“生きて”いました。

音量がやたらデカくなります。理屈がわかりませんが、グランドファンクで有名になったWESTアンプに、やたら音がデカくなる「ラウドスイッチ」なるモノが付いている。っていうダケで充分にソソラレます。

私は幸運にも「普通のAVALON」 「リバーヴ付きのAVALON」 を所有しておりますので、この「ラウドスイッチ付きのAVALON 」 が手に入りまして、一応 AVALON シリーズがひと通り揃ったのかな?

などと御満悦です。(と申しましてもホントは誰もWESTのラインナップ全容を知らないのですが。。。。)

入手時にはパワー管は粉々、プリ管は死んでいて、“いつものように”、やっぱり音は出ませんでした。
今回は幸いにも真空管の問題ダケ(←今のところ)のようで助かりました。
いかにも「触っちゃダメよ。感電するよ。」と言わんばかりのボロボロの電源ケーブルはさすがに交換しまして、輸送過程でグラグラになってしまったフロントグリル板を固定したら見事復活しました。(こういう作業に慣れてきたな。。。。)

せっかくフロントパネルがアルミなのに前オーナー様の扱いが悪く、アルミが曲がってしまっているトコがあります。う〜ん。シールの方が良いのカモな。。。。

こちらもパワー管はEL-34管で、交換した真空管が最新の“歪む”タイプにしたこともあって、ほんとうに素晴らしい音です。

神様、ありがとう!

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