hosonag Collection

千葉県習志野市にお住まいのhosonagさんのコレクション。
1975年に強烈な体験をされたことが、文面からあふれていますね。
それにしても、難聴になるほどの音量ってどのようなものだったんでしょう。


マーク・ファーナー氏の直筆サイン

「Young Guitar誌」1990年5月号の読者プレゼント(1名)当選品です。
マーク・ファーナーの直筆のサインを手に入れることができて、本当に幸運です!

 


GRECO LSG-1200

L-5Sが買えなくたって、マークが愛用したギターに、オイラもこうして触れることができる!

さて、アメリカンバンド、弾くぞ!

グランドファンク 1975年日本公演の写真
(1975年ミュージックライフ誌の切り抜き)

1975年5月22日、14歳。友人と二人で学校を抜け出して、武道館でのGFR のコンサートに行きました。
武道館の前で列をなして入場を待っていた時、私たちから10メートルほど離れた左脇を後方から大きなアメ車がゆっくりと走って来きました。
 だれかが、「おっ! グランドファンクじゃねえか!?」と叫びました。
 助手席(右)に右肘を窓から出したマーク、右側後部座席にドンの姿が見えました。
 二人は車に乗りながら、入場を待つ人たちの様子を伺っているようでした。

「でかいな・・・」、「でかいな・・・」

これがコンサート開始直後の私たち二人の会話です。
その後まる二日間、耳鳴りは止みませんでした。


1980年頃のGibson カタログ

● この他にも、'81年GFR日本公演の模様を放送したFM東京での番組録音テープ、'92年頃のマーク・ファーナーのロサンゼルス公演での生録音テープ、'97年のGFR日本公演生録テープ、75年日本公演時のミュージックライフ誌「メルを除く3人へのインタビュー記事」の切り抜きなどを所有してます。


● グランドファンクとの出会いはロック・ポップスに目覚めた13歳の頃、1974年の夏休みでした。
 友人の家で、「おい、この曲聴いてみろよ」と、何気なく言われステレオで初めて耳にした曲

「We're An American Band」

イントロ4小節に、完全ノックアウトでした。
「おおっ! すげえ! 何、これ!」なんて言ったのを覚えています。
曲の格好良さもさることながら、私には音楽とはそれまでただ聴くだけのものでしたが、太鼓という、人間の魂を揺さぶる原始的な楽器の響きと強烈なロックドラミングの紡ぎ出す音楽の本質に対する目を開かされた瞬間だったと思います。

 その後、自身ドラミングを覚え、高校時代はバンド活動に勤しみ、21歳の頃に一時つのだひろ氏、そうる透氏が講師を務める当時代々木にあったドラム・スクールにも通いましたが、やがてバンドを組む仲間もいなくなり、ドラムを叩かなくなりました。 楽器を自分で演奏することによって、音楽というものの本質的なものに触れることができたと思います。

・ドンは私の音楽の師匠でした。
・マークは憧れのロックミュージシャンです。
・メルの重低音ベースプレイ
・クレイグのパーカッシブなキーボードプレイ
Grand Funk Railroad は青春でした。

by hosonag


GRECO LSG-1200 カタログ
1990年1月前期版

GRECO LSG-120 カタログ
1990年6月後期版

hosonagさんより、謎の多いL-5S のコピーモデル「LSG-1200」に付いての調査結果の詳細をご報告いただきました。
神田商会にまで問い合わせを行なった、大変貴重な調査結果です。覚書としてこちらに記させていただきます。

販売年について
「LSG-1200」が製造されていたのは、1990年の1年限り。(製作本数は不明)
販売年に関しては微妙なところで、この1年に製造されたストックが無くなり次第の廃番という事となりました。
またグレコのカタログにも1990年(前期号・後期号)に記載されておりますが、次の号1992年カタログ(1991年はカタログ製作無し)では削除されております。
掲示板の常連 T.N.U.Cさんから1988年に新品で購入したとの情報をいただきました。(下に現物があります)
カタログへの記載は1990年ですが企画と製造は1988年から始まっていた事になりますね。

品番変更について
こちらも製造期間が1年のみという事で、1990年内での変更となります。
カタログにおいては、前期「LSG-1200」、後期「LSG-120」で紹介されてます。
「LS-120」という品番では神田商会の新製品案内でのみ資料が残っておりましたので、カタログ製作の際なんらかの理由によって変更されたものと思われます。T.N.U.Cさん所有のギターの保証書には「LS-120」との記載があることから、初期ロットは「LS-120」の名前で出荷されたようです。
残念ながら当時の企画者が神田商会を退社しており、詳しい理由がわからないのが現状です。

ブリッジについて
こちらはずばりギブソン社とは共通のものではありません。
グレコは規格がミリサイズであり、ギブソン社はインチ規格であるのは今も昔も変らぬようです。
刻印に関してはパーツの管理がし易いようにとあえて「L.5S」と入れていると思われます。
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hosonagさん、調査ご苦労様でした。
この調査にも、ご協力を頂きました、神田商会の担当の方にもこの場を借りてお礼申し上げます。

カタログは掲載の都合上トリミング処理をしてあります


T.N.U.C Collection

千葉県市原市のお住まいのT.N.U.Cさんのコレクション。
1975年から13年も初心を忘れなかったのには、驚かされました。

1975年にBAD TIMEを聞いてからのGFR大ファンです。
 中学生の時に「Caught In The Act」のLPジャケットに写るL-5Sを抱えたMark Farnerの写真を見た瞬間に、ギブソンL-5Sが頭から離れなくなったんです。
 周りの友人たちは、リッチーブラックモアやジェフベックが好きで、ストラトのコピーモデルを買っていた時代です。
「L-5Sって良いよね」などと話をすると「なんであんなレスポールを押しつぶしたようなのが好きなのか?」と言われて寂しい思いをしたものです。
 どうしても欲しかったのですが中学生の身分ではギブソンL-5Sなど買えるはずもなくあきらめていました。

 やがて社会人になった1983年頃、どうしても欲しくってイケベ楽器に問い合わせをしたところ43万円と言われました。
今にして思えばその時買っておけばよかったのですが、さんざん悩んだ揚げ句 「ちょっと高いなー」と思いあきらめました。
そして月日が流れ1988年にギター雑誌で L-5S のコピーモデルがが12万円で発売されたのを知り、居ても立ってもいられず、会社を休んでイシバシ楽器へ走りました。
そこにあったのは本物のL-5Sと区別がつかぬほど美しい

この「GRECO LS-120」でした。

目をきらきらさせて、うっとりと眺めていると「なんでこんなギターがほしいのか」と言わんばかりの顔をして店員が不思議そうに声をかけてきました。
すかさず笑顔で値段交渉、人気が無かったためか発売されたばかりの定価12万円のギターを9万円で入手しました。

    

 早速、家に持ち帰りアンプにつないで「Heartbreaker」の最初のフレーズを弾いてみると、聞き覚えのある「Caught In The Act」のギターの音色がするではありませんか。
あまりにそっくりな音が出るので驚いたものです。
今でも私の宝物、ほんとうに買っておいてよかったです。
いつかは、Gibson L-5S を入手したいです。

by T.N.U.C


ウインター・アンド・マイ・ソウル Collection

 

掲示板でパラノイドさんが、「アルバム(サバイバル)に付いていた、おまけの写真が見たい!」との要望に答えて、ウインター・アンド・マイ・ソウルさんがデジカメで3枚の写真を撮って送ってきてくれました。
こちらに公開させていただきます。ありがとう御座いました。

 

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