山さん Collection

嵐の後楽園体験者、山サン氏が1/3世紀もの間、大切に保管されていた貴重な雑誌の数々です。

氏いわく、「引越しの度に少しずつ減ってしまった」との事ですが、こうして最後まで残ったのはやはり“人生最初の衝撃”と語られたGrand Funk Railroadの記事だったワケです。

当サイトの BOOKコレクションにもこの中の何冊かが有りますが、これらは古本屋を探しまわって手に入れたVintageです。
ところが山サン氏のモノは1971年の発売日に“新冊”として購入されたいわゆるワンオーナーです。
引越し、結婚、模様変えetc,etc,幾多の“処分”危機を乗り越えて、ここに有るワケです。

「一部に切り抜きがあるんだ。」との事ですが、切り抜かれた写真は「もちろん! 透明のシタジキに入れた」との事。今、これを読んでニィ〜って笑われた方、たぶん昭和30年代生まれですね。
当時のポピュラーな文房具(今の小学生もやるのかな?)の、透明シタジキ。「俺もやった」って方。居ますよね。

一番手前の「ロック読本」なる小冊子については、これはもう存在すら知りませんでしたし、「こんなの古本屋で売ってないよ!」っていう、レア中のレア。

中を読むとナント執筆&イラストを書かれているのは俳優の川津祐介さんでした。(『白い牙』のブン屋役ですね。)

これらの誌面の隅々から、当時の日本でのGrand Funk Railroadの人気の高さと、日本のロック創世記の凄いエネルギーのようなものがうかがい知れます。

ありがとう山サンさん!

また遊んでくださいっ。

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