どファンク・レイルロード(仮名)

the dream of the "Caught in the act"

ちょっと前の話になりますが、某月某日、都内某所にて、シークレット・ライヴをやりました。
そ・れ・が・もう、時間を経た今もまだ、自分自身でもあれが夢だったのか現実だったのか、わからなくなるような、ミラクルな“出会い”によって実現したトンデモない凄いライヴ体験だったのです。(ボクの音楽体験の中でも、最高の、生涯忘れられない。このまま棺オケに入っても悔いナシ。みたいな。)
ここにきてやっと心拍数も下がったので、そのミラクル体験を、皆さんに御報告させて頂きます。(やべ。思い出すと泣きそう!)

それは、この暴走機関車サイトに届いた一通の応援メールに端を発し、そのメールの送り主さんとのメール交換の中で、「一緒にGFRをジャムりたいね。」との、大感激の申し出を頂き、そしていつものように(笑)、まるで誰かが導いてくれているかのように事はトントンと進み、ほんとうに実現してしまったのです。
前置きをタラタラ書いてると思い出して泣きそうなんで。。。。

先ずは、その強烈なるグランドファンク・トリビュート・バンドの画を御覧ください。

the dream of the "Caught in the act"
どファンク・レイルロード(仮名)

メンバーは、

Guitar&Vocal:
エージ・ファーナー ( どファンク・マニアック )
Drums&Vocal:
Donichi( どファンク・マニアック )
Keyboad:
アツミレイ・ぐフロスト(exVOWWOW、忌野清志郎バンドetc,)
Bass:
メル大好き、江川ほーじん!(ex爆風スランプ、exライナセロス、ダブラーズetc,)

なんと。これは現実なのです。
世界屈指の、
最強ハードロック・キーボーディストと、
最強のグルーヴマスター・べーシストと、
最強のGFRバカふたり。が、

「GFRの Caught in the act こそ、最高のライヴアルバムだ!
再現させよう!よし、やろうやろう!」

と、趣味で。(笑) 
一同に集結したのです。

 

もうね。自分で言うのも恥ずかしいんだけど、凄かった。。。
当サイトで驚愕のキーボード・コレクションを披露してくださっているアツミレイ・ぐフロスト氏は、今までも時々「どファンク・マニアック」(←初期のLIVE ALBUMのトリビュート・バンド)に乱入してくださって、圧倒的なそのオルガンプレイで、観客のドギモを根こそぎヒッコ抜いていくことで、すでにお馴染みですが、今回も、またも「こりゃクレイグ本人よりすげえ!」という強烈なプレイをしてくださり。

そして、そこに今回は、もうひとり。新たなる暴走機関士が“登場”してくださったのです。
先のメールの送り主。日本でベースを弾いていて、この人を知らない人なんていないでしょう。

グルーヴマスター、メル大好き、江川ほーじんさんです!

ボクが学生だった頃、この御2人はテレビのブラウン管(だったの。昔は)の中の憧れの存在でした。
それこそゴールデンタイムの某有名歌番組に出演されていたので、日本中のお茶の間(だったの。昔のテレビの置き位置は)に向けて、その超絶な演奏を披露されていたので、日本中の誰もが知ってる存在だったのです。

「ワオ!日本人で、こんな強烈な演奏をする人がいるんだ!
しかもなんなんだ? このかっこよさは!」

って、これは御2人をボクが初めてテレビで見たときの、共通した印象でした。
ほんとうに、その時の衝撃は凄かったんですよ。今も鮮明に覚えています。

そのブラウン管の中の、雲の上の方々と、こともあろうか、こんなふうに、

こんなんなっちゃって、

 

調子乗ってこんなことまでしちゃって、

しかも、大好きなグランドファンクの曲を一緒に、ですよ!

《 出会いのエピソード 》

今回“登場”してくださった、メル大好き、江川ほーじんさんが大好きなメル・シャッカーといえば、初期LIVE ALBUMの超個性的なエキゾーストサウンドの印象が余りにも強烈で、Caught in the actでは印象が薄い。とかいう誤った印象が語られたりもしますが、実は、Caught〜におけるそのプレイは、ロック史に残る名演奏であり、正に超絶なのです。
まるで、黒人のファンク系べーシストのような、ハネとグルーヴを兼ね備えていて、シンプルなコード進行の中でも縦横無尽にキラリと輝く絶妙なフレージングを織り込んでくるそのセンスといい、アツミレイ・ぐフロスト氏曰く、

「これ、日本人じゃ無理だよ。この人、ほんとは黒人なんじゃないの。
初期LIVE ALBUMのべーシストと同一人物とは思えないよ。凄すぎ」
と。

で。そんな会話が飛び交っているサナカに届いたのが江川さんからのメールだったという。(これ実話)
で、妄想しちゃったワケ。

「日本最強のグルーヴ・べーシストの江川さんなら、もしかして。。。。Caught〜が、出来ちゃうんぢゃ!」

と。

「おお!江川さんなら最高だよ。テカ、メル本人より、すごくね?」

と、アツミさんからアドバイス頂いたトコで。ハタと。
あーっ、目の前に、クレイグ本人よりすごい人がっ!(爆)

冒頭、トントン拍子みたいな書き方したのですが、実はここで、世界屈指のグランドファンクバカ2名、ちょっと尻ゴミします。(笑)

そりゃ、するよ。するでしょ、普通。

で。そんな“夢”の妄想を抱えたまま、なんと3日もの時間が悶々と過ぎたある日。
アツミさんに連れて行ってもらった六本木の某店にて、今度は、当サイト YAMAHA Phenix SG にも登場してくださった、日本最高のハードロックギタリスト、山本恭司さんと久しぶりに再会させて頂く機会に恵まれました。(この時は2度目で、すでに「グランドファンクが好きなんです」と、お決まりの御挨拶は初対面の時にさせて頂き済み。)
そしたら、ななナント。

「あ!グランドファンクのエージ君。すごい偶然なんだけど、つい数日前に、仕事先で江川ほーじん君とハナシしてたらさ、彼、グランドファンクが最高だよ!ってさ。それで、ああ、そういえばアツミ君の友達にも居るんだよ。みたいなカンジで、すっかりグランドファンクで盛り上がってさ。」と!

ひー! ここで、キタ――――――――――――ッ! ですよ。まじで。(←古いの?)

「ホンの3日前に、江川さんからメール頂いたんです。」

「えっ!知り合いだったの?」

「いえいえ、トンでもないです。ボクはただの・・・」

と、憧れの恭司さんの前でシドロモドロのボクの横で、大爆笑してるアツミさんが、ここで割って入ってくださいました。

「えーとね。エージ君と、ボクと、江川クンで、グランドファンクのトリビュートバンドを結成するんだよ!」

ひぃー!

「またもや、ボクの目の前で、凄いミラクルが起きたんで、これはやりなさいって意味だよ」

と、いつものように破裂しそうな真っ赤な“炉”に、石炭をガシガシ蹴り込んでくださり。
警笛をピィ―――!ピィ―――ッ!って鳴らしまくり。です。

振り返ってみれば、ここまで、たったの3日間。トントンといえばトントンだし。どエライ濃密な3日間でもあったし。

さて。ボクの人生にとって、これは同時に大問題の発生でもあります。
だって練習しなきゃっ。失礼でしょう。

「こんな凄いメンバー(G除く)が揃ってしまって、さあて困った。
ドラムは誰にしましょうか。御指名ありますか?」

と江川さんにアドバイスを求めたところ、帰ってきた答えは、

「このバンドのドラマーは、グランドファンクを愛している者でなければならない。
そこに居るだろう。Donichi君が!」

ひぃー!

カクシテ、男気満開の江川さんのひとことで、Donichiにも、大問題が発生したワケです。(笑)

でも、嬉しかったなぁ。ボクも。Donichiも。。。ほんとうに心から、大感謝でした。
そして、精一杯、楽しんで、演奏したのが、このシークレット・ライヴだったのです。
もちろん、これはボク達には贅沢すぎる“夢”の実現です。たった一度でも。
こんな素敵な夢を見させてもらって。もう、いつ死んでも悔いナシ。って、ほんとうにそう思いました。

突然のシークレットライヴでしたので、前もって告知も出来ませんでしたが、当日は、大阪から駆けつけてくれた友達までも居て、集まってくださった皆さん、最高に盛り上げてくださって、ほんとうにありがとうございました。
終演後のセッション大会も最高に楽しかったです。

そんな“夢”のような“宴”が終わって、別れ際、今にも泣きそうなグランドファンクバカ2名に、
江川さんとアツミさんの御2人から、かけて頂いた言葉は、ほんとうに暖かかった。

「面白かったよ!また、やろう! 次は Caught in the act を、全部やろう!」

Coo ! 一緒に泣いてくださいっ。

御2人の名前と写真を、こうして“登場”させて頂くことも快諾してくださり、今、この瞬間も、この暴走機関車サイトを凄いパワーで応援してくださっています。
ボク達、グランドファンクを大好きなファンの皆が、素敵な夢、“NEXT” を与えて頂きました。
ボクはあの晩、ほんとうに、いつ死んでも悔いナシ。と思ったのですが、今は絶対に死にたくない。(笑)
あの強烈なグルーヴとオルガンサウンドの中に、もう一度この身を置いて、Caught in the act が、全曲、やりたいから!

江川さん、厚見さん、
ほんとうに、ほんとうにありがとうございました!
また、遊んでくださいーっ!


 

《次回予告》

すでに皆さん御存知の通り、当サイトに登場してくださる暴走機関士さん達に共通しているのは、リスペクトするアーティストの使用した楽器に魅せられ、そのサウンドの“真実”に対する探求心がちょっとだけ旺盛ということです。

グランドファンク、マウンテン、幻の楽器・メロトロンであったり。。。
正に“MANIAC”の名にふさわしい旺盛さで。(笑)

で。で。ウワサによると。

今回、強烈な印象をもって“登場”してくださった江川さんもまた、ナニやら、あのアーティストに関する“お宝”を持っていらっしゃるらしい。。。ムフ。

只今、取材申込み中につき、御期待ください。

この暴走機関車、最高です。
全っ然、減速しませんので、皆さん、今後ともよろしくおねがいいたします!

We got some Rock'n Roll Soul !!

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