Vintage Ludwig Maniac

written by Eiji Farner

世の中、いろんなマニアの方が居ます。
ギターマニア、アンプマニア、ヴィンテージ・キーボードマニア、フェイバリットミュージシャンナリキリマニア(笑)、etc, etc,

そしてコレは、2012年1月に都内某所で行われたヴィンテージ・ラディックマニアの集会レポートです。
ヒト呼んで、ヴィンテージ・ラディック・サミット。
先ずは、この光景を御覧ください。

オタクだらけのこの日本に於いて。
「ほう。このくらいの数のドラムなら、オレも持ってるよ。」と思った方も居らっしゃるでしょう。
が、しかし。
よぉーく、御覧ください。

ドンブリュワーと同じ、60年代のレッドスパークルが 2セット です。

はい、そのトーリ。
ここは、Grand Funk Manaic なのです。

ドンブリュワー先生を研究しまくることがライフワークのDonichi君が、
遂に手に入れた1969年製のドンズバ・ドン仕様セット。

その入手を祝い、グランドファンクを研究しまくることが主食のボクが所有している1967年製のセットを持ち出して、更にDonichi君所有のラディックスネア、スピードキング・ペダル、スタンド類、ヴィンテージケースと、このときとばかりにラディック三昧の宴を開催したワケです。

ゲスト参加は、厚見玲衣さんのラディック・ティンバレス。

これも初期グランドファンクのイメージを担う重要なアイテムです。

2台のレッドスパークルはオリジナルのカバーリングです。
40年以上経過していながら、この美しさ!
眺めてウットリ。叩いてウットリ。(笑)

なんで叩いてウットリかと言うと、サウンドがですね。そっくりなんですよ。
グランドファンク・レイルロードに!

Donichi君もボクも楽器メイニアック(←オタク)ですので、
ドンブリュワー先生のサウンドを求めて、“実戦” 向けにメンテナンスしまくっていますのでね。

写真は300枚くらい撮影してしまいました。
撮り過ぎちゃて困っちゃうんですよ。

どの角度から見ても美しいんでっ!

で。それらの写真から、泣く泣く10分の1くらいを選らんでみました。(笑)
ボク達が目の当たりにした至福の光景を共有して頂けたら嬉しいです。

 


美しい音色を放つ、13inchのTomTom


16inchのFloorTomが2台


Grand Funk Soundの要、22inch バスドラム!


LUDWIG Super Classic 1969


Super Sensitive 1965


'60年代の410が2台と402が1台、'71年の400の計4台!


SPEED KINGは3台ね


演奏中の足下はコンナ感じ!


あると便利なスネアスタンド


Topシンバルは、バスドラからでないとね


2人のドラムセットを組み合わせれば、こんなコトも!


やっぱり叩いてみたくなります


with Fender JAZZ BASS


with Messenger

 


これぞ、世界中のグランド ファンク・ファンの夢の実現。

1969年〜1971年当時(嵐の後楽園球場やシェイスタジアム公演、
そして、あの名盤「LIVE ALBUM」のアノ時代)の、
“奇蹟の3ショット” なのです。

この光景を30年以上、夢に見続けて、
遂にこの場所に辿り着くことが出来ました!(じーん)

これまでにサポートしてくださった全ての方々に
心から感謝しています!
ありがとう!

 

≪ 後 書 ≫

Donichi 君の手に入れた、ドンブリュワーと全く同じサイズのレッドスパークルセットの解説は
Don Brewer Collection (近日公開) を御覧ください。

そして、このドラムセットが手に入るまでの感動エピソードを、
“Another Story of the Egg Man” として、
Eiji Farner 's Diary & Report に綴りましたので、
是非、読んでみてください!
きっと、この日のサミットでボクがいちばんグッときたシーンを共有して頂けると思います。

東日本大震災を経て、お義父様から受け継いだ “想い” を
Donichi君が大いなる橋渡しとなって、“未来”へと継承していく画が、
これです。

サテ。

次から次へと人生の“運”を使い果たし、そろそろグランドファンク・マニアックもネタ切れだろう。
と思ってたら。。。

ウッカリしてました!

ボク達が乗車しているのは、Grand Funk Railroad
暴走機関車は線路の上を今も猛スピードで突進中だったんでした!

これまた同時進行で、こんどはナント、ハモンドオルガンを贈呈してくださるという驚愕のお話がっ。。。。続くっ(爆!)

 

written by Eiji Farner

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