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          しつこく。GFRがWESTへのリスペクトを表明しているにも関らず、「面白いからいっか。」くらいの軽い気持ちと、自分が知らなかったダケだったFenderアンプの魅力(獲りつかれまして。。。)とで、ここまで個人的な妄想を大々的に言いふらしてしまいました。 
         
         いきなり冒頭から逸れてしまいますが、最近ではこのHPで私が“妄想”した検証中の仮説までもが真実のごとく、例えばネットオークションなどの商品紹介欄に「GFR御用達」みたいに引用されてしまったりしているようで「あ。アレ実は間違ってたんですよ。」って言いにくい空気があります。 
         なんだか責任感じてしまうと申しますか。。。。 
         トナレバちゃんと最後までイカなくっちゃいけないナとも思い、コレを購入致しました。 
         
         
        
          
          これはMARK師匠と同じ、アルミトリム(グリル部のサッシ)仕様の68年製、Bassman です。 
         
        スピーカーキャビネットとセット購入したBassman70を下取りに出しまして。(いつもは楽器は手放さない主義なんですが、さすがに置く場所がなくなりました。) 
         
         で。先の「第二章」での“目撃談”写真がコレです。 
         
         
            
               
             
                
                ★シェアスタジアム  
                
                ★白いSG 
                
                ★ Gutsの表紙写真 
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                   そしてナント、見逃していました。Bookコレクションで「唯一MARKのアンプが写っている後楽園のステージ写真」(←自分で言ってた)のGutsの表紙にも、ちゃんと写ってました。アルミトリム・ベースマン。 
                  
                  このFender章のいちば〜ん最初に「後楽園でもFenderだった」と言う目撃談は、ホントウだったワケでした。 
                  大変失礼しました。未熟者です。 
                  しかし、ハタと。誰もが気付く重要な事を忘れていた事にも同時に気付きました。 
                  『ちょっと待て。ミーンミストリーターで使うフェンダー・ローズピアノは、何で鳴らしてるんだ?』
                  と。 
                  まさかっ! 
                  こんなにも大騒ぎしておいて、Fenderアンプはフェンダーピアノ用だったんとちゃうんかい! 
                  普通に考えれば、そーなるんとちゃうんかい! 
                  
                  
              やっちゃったか。俺?  
              で。あわてて『キーボード用アンプ』の大検証に取り組んだワケです。(もうベースマン買っちゃった後で。この時点でカナリあせってます。) 
                  MARK師匠の御用達は、フェンダー・ローズのスーツケースっていうタイプのようです。←ハギレ悪いのは知識が浅い証拠。 
                  スーツケースタイプって、鍵盤の下の土台部分がスピーカーになっていて、アンプも内臓されているようです。←浅いぞっ。 
                  トナレバ、アンプは本体内臓のモノを使っていて欲しいワケで、わざわざベースマンなんて使っててほしくないというか、まあ祈るような気持ちで師匠がローズ・ピアノを弾く勇姿の画を探し回りました。「たのむ。ローズの前にマイクが立っていてくれ。ローズ内臓のスピーカーを鳴らしてる。って言ってくれ!」みたいな気分ですな。 
                  で。Inside Looking Out
                  のライブ映像ビデオにローズピアノがはっきり映ってました。 
                  
                  
              が〜ん。マイク。ねえぢゃん。。。。。  
              というか、よくよく調べたら。スピーカーは弾いてる人側を向いてるらしいのです。こりゃ椅子の下にマイクが有るにチガイナイ!(←嘆願ですな) 
              などと一人テレビに文句をつけつつも、ま。ホントは分かっているワケです。 
                きっと何かアンプを使っていたんだろーな。きっとPA卓にラインで直。とかいう時代じゃなかったんだろーな。 
                だって、ハモンドはWESTにつないでいたワケだし。。。。。んっ!? 
                あれ?フェンダーアンプが置いてない。 
                あれあれ?背後のWEST壁の上にWESTヘッドが2台乗ってて、しかもスピーカー壁には右側と左側にマイクが立ってる!(計2本) 
                | 
             
         
         ちなみにメル様のスピーカー壁の上にはヘッドは一台だし、マイクも壁前に1本だぞ。 
          という事は!デビュー当時にはフェンダーローズピアノはWESTで鳴らしてたんだ!(これでPA卓ライン直説は消えた。。。)  
         
         
        整理します。ハモンド。  
        その後の研究で、Sohn氏の謎のカスタムメイドWESTアンプが、実はレスリースピーカーを鳴らすためのパワーミキサーのアンプ部分で、アレには相方の“ミキサー部”があったハズで、そのミキサー部が紛失してしまっているんだけど、VELENOを弾く師匠の勇姿(ビデオ)で正に師匠の真後ろのスピーカーキャビネット上でランプが青く光っているのが、そのミキサー部で、よーく見ると使っているチャンネルは1個だけで、で。パワーアンプ部分は真空管式じゃなくてトランジスタ式で、トニカクこれにハモンドがつながっていて、これがハモンドオルガン用のアンプだった。って事が解明されたんです。 
         
         
        文章がぐちゃぐちゃだな。 
          で。で。で。  
        ハモンドがWESTで、ギターはフェンダーアンプ。っていうのが、BANDMASTER
         REVERB
         での私なりの“答え”だったワケですが、初期のローズピアノもWESTだったワケです。 
         あえて言えば、クレイグフロストのキーボード・アンプは72〜75年まで一貫してWESTだったし。 
         う〜ん。WESTって、キーボード用には最適である。という事は間違いなさそう。。。。ギターに戻ります。 
         トニカク、最も初期にはステージ上にフェンダーアンプは置いてないし、ギター用のアンプがWESTだったのは間違いありません。 
         
         し・か・し。 
         どこかの時点で、何かの楽器がフェンダーアンプで鳴らされはじめたハズなのです。 
         もしキーボード用アンプが 「一貫して」 WESTだった場合。 
         ギターに関しては、WESTは使ってるフリ。実はフェンダー。となります。(←妄想ですよ。妄想。) 
         う〜ん。これは暴挙とも言える仮説ですね。 
         妄想にもホドがあります。読むのやめちゃってください。自分で書いてて「コイツ馬鹿野郎だな。」って思います。私は
         GFR と WEST の大ファンですので。 
         
         続けます。 
         私は多くのGFRファン大先輩の方々から当時の貴重な体験談をお聞きできる機会に恵まれました。そしてアノ時代をリアルタイムで体験された皆さんに“共通”のご意見(価値観)がある事を知りました。 
         
         
        「何と言ってもフェバリット・アルバムは、あの不滅の名作、 
          “LIVE ALBUM”だよ。あの音が最高!」(←いやぁ、わっかるなぁ〜。)  
        そして、あるときフト思ったワケです。 
        アレ?皆さん、LIVE ALBUM と、スタジオ盤のサウンドを明確に二分していらっしゃる。。。。 
          そしてもうひとつのご意見。 
        「サバイバルの音はカッコイイよね。」。。。。 
          最初は、「ああ。来日記念盤だから、皆さん思い入れがあるんですね。」 
          なんて思ってました。 
        でも、ホントウにサバイバルのギターの音はカッコイイんです。1曲目のCountry
         Road
         のFUZZを使わないギターソロの歪み具合なんて、その他のスタジオ盤では聴けないコンプレッションの利いたクランチサウンドで。。。。あれ?あれ? 
         まさか。まさかですよ。仮説ですが。「OnTime〜2nd〜Closer To
         HomeまでがWESTのカリンカリンに乾いた音+歪ませるときはFUZZをON。で、録音順からすれば4番目となる
         LIVE
         ALBUM以降のこのかっちょいいコンプレッションの利いた歪みはWEST以外のアンプなんぢゃ。。。。。。。。」 
         
         
        そういえば! 
         
         間違いなくWESTを使っているライヴ音源として先の Inside
         Looking Out
         のビデオがあります。乾いてて。歪みきってなくて。スタジオ盤の音に近い。 
         「てっめえ、LIVE ALBUM が
         WESTじゃない。って言い張るのカヨ!」 と、書いてて頭にきます。 
         うん。ちょっと書き続けられないです。 
         
         
         
           
         
         
         
         
        話しを変えさせて頂きます。フェンダー・ローズのびっくり情報。 
         
         私の兄の御友人のミュージシャンの方(名前言っちゃっていいのかな?元・超々有名ハードロックバンドの超有名なキーボード奏者のA氏)から嬉しいコンタクトを頂きました。 
         
         
        「ケンジの弟君はグランドファンク狂だったの!GFR最高!後楽園見に行ったんだよ!」  
        兄と一緒に何度かお会いしてご挨拶くらいしかしてませんでしたので、私の方もビックリ。 
         更にウレシイ事に、「アンプ・マニアなんだよ。」との事で、日本にはギターマニアはたくさん居るのですがアンプマニアは本当に少数派なので大感激なワケです。 
         
         
        「WEST見せてよ。」(←もうウレション漏れです)  
        A氏はメロトロンの世界的な第一人者としても有名ですし、(私の中でメロトロンってWESTっぽいマニアックな香りが。。。手に入らない。壊れる。でも唯一無二のアノ音。。。あ、モノサシがWESTって変ですね)後楽園のお話し以外にも貴重なお話しが伺えるカモ〜。と。 
         
         
        そのA氏から。 
         
         「マークファーナーのローズピアノの音がさ。フェンダーのアンプにしてはアタックが強くて、何故かあの音は出ないんだよ。いったい何のアンプを使ってるか知ってる?」 
         
         えっえっえっ! 
         ミーンミストリーターのローズの音ってアタックが強いの!? 
         そんな事、たぶんこのHPを読んでくださった世界中の誰も気づいてないんぢゃないの!? 
         っていうか、これって、トンデモない、強烈なグランドファンク・マニアの“登場”って事でしょ!ピアノ!アタック!ひえぇ〜!すごい〜。 
         
         
        最っ高!  
        もう、今までアンプとかドラムとか徹底的にコダワリ続けてきた自負があったんですけど、ヤッパまだまだ修行不足です。。ものすごいトコに“耳”が行く、凄い方がいらっしゃいました。 
         
         
        マークのピアノ。。。いやはや。。。。  
        そうなんです。もう、このダラダラと書き綴った“妄想”を読んで頂いている皆さんの後頭部に☆が光りましたね。(髪型ではありません) 
         この話しは、後楽園を見に行ったA氏が、ローズピアノがフェンダーではなく、WESTで鳴らされていた可能性を“耳”で嗅ぎ分けてしまっている。っていう事なんです。 
         コレに関しては、いつの日かナントカして実際にローズピアノを“検証”してみたいと考えています。 
         
         あ。これはベースマン・アンプのページだった。戻ります。まだあるんです。ヒントは正に、その『後楽園』
         にありました。 
         さっきの写真。「シェアスタジアム」でのセットリスト資料がないのですが、直後のハワイ公演ではローズピアノがとても重要な役割を担ってました。 
         ミーンミストリーターだけでなく、ライブのエンディング Get It
         Together でもMARK師匠はローズピアノを弾きまくってます。 
         ちなみにもう一枚の写真「白いSG」時代のセットリストでも、オープニングのFootstonpin'
         Music
         ではハモンドを弾きまくりつつ、中盤ではやはり名曲ミーンミストリーターが披露されていますので、ローズ・ピアノはGFRを象徴する重要なアイテムだったワケです。 
         
         
        トコロガ。 「後楽園」  
        日本のプロモーターの要請でしょうか。セットリストは「LIVE
         ALBUM」通り。(ファン心理からすれば当然の配慮) 
         つまり、実は71年7月には、GFRはもう次のステップ(セットリスト)でツアーをしていたのですが、日本だけで1年前のセットリストで演奏したらしいのです。 
         
         
        がっ。一曲、抜いたんですね。 
          ミーンミストリーター。(暴風雨のせい?時間の都合?)  
        で、本番になって抜いたんぢゃなさそうなんですね。ステージ上にローズが置いてないんです。 
         
         がっ。(はい本題) 
         そーなんです。ナント。ベースマン・アンプは置いてあるんです。さっきのGut'sの表紙参照。 
         おっかしいぢゃん。ローズ用なら、いらないぢゃん。って事はナニに使ったの?何でカメラマンはMARK師匠のアンプが写らないアングルからの撮影しか許可されてないの?(Gut's表紙の写真って、ピントあってなくてどう見ても客席からの望遠撮影ですね。逆サイドを押さえに行ったアウトサイダーなカメラマンさんが一人だけ居らしたんですね。) 
         最後の証言はMARK師匠の自伝の中、デイヴ・ウェスト氏の回想話の中に発見されました。 
         
         
         MARKは本当に真面目な人だったよ 
          ・・・(中略)・・・ 
          だから分割払いにしてあげて、フェンダー・ベースマン・アンプを80ドルで売ったんだ。
          
         ありゃま。なんとベースマンはMARK
         FARNER個人の私物でした。 
         しかもデイヴ・ウェスト氏から買った物でした。 
         
         バンド(GFR)としてはフェンダーアンプについて一切アナウンスしてませんが、自伝の中でちゃんと語られていらっしゃいました。 
         
         そのベースマンが、どこかの時期からステージ上に配置され、何かの楽器を鳴らす事に使い始められた。。。。。 
         今も私達の前を全開で走り続けてくださっているMARK
         FARNER氏は、2004年来日時に確かにフェンダーアンプへと回帰したと申されておりました。 
         
         
        これにてフェンダーアンプの巻き。終了です。 私は答えを持っていません。 
          この先は、これをぜーんぶ読みきってくださった皆さんの“耳”でご判断してください。 
          WESTもベースマンもここにありますよ。(ローズは無いけど。。。) 
        Great Thanks Mr.Leo 
          Fender. 
          Great Thanks Atumi-san !   
          
        ※追記 
          私は物書きではありませんので、このつたない文章はちょっとづつ書いてます。 
          なので、ここにある“検証内容”は、実は発見順なのです。 
          ホンの1〜2週間の期間に次々と情報や資料や出会いが飛び込んでくるのです。 
          自分でも本当に不思議なのですが、たぶん全てがこの機関車の上にチャンとあって、その時が来ると見えたり会えたりするのかもしれません。 
          たぶん。独りでは見えないようになっているんじゃなかろうか。などと思っています。 
        GRAND FUNK RAILROAD は、最っ高です。 
         
         
          
        
        ★ 更に追記の追記です!★ 
        A氏より、追加情報頂きました! 
         と申しますか、頂いた伝言がかなりハショっちゃってたんですね。いつものよーに早合点。 
         で。補正です。 
         
         『Live albumのMean
         Mistreaterのエレピの音ってフェンダーローズのわりにはアタック強過ぎで、ウィリッツァーとか他のエレピじゃないのかな? 
         でも確かにあの当時のステージ写真はスピーカー内蔵のフェンダーローズスーツケースしか見たことないしね。 
         あと、途中からオニのように歪んでるのはアンプにつないでるんだろうけど、WESTなのかな?eijiくんに聞いてみて。』 
         
         っていうのが、頂いた“伝言”だったんです。 
         その伝言を経由してくださったKIBAKOさんと私の双方で、かなりハショっちゃって、上の文章の中に登場させちゃったワケです。 
         おかげさまで、Bassman
         の謎が紐解けちゃいましたので、カンチガイ万歳。 
         KIBAKOさんアリガトー。と、あんまり学習してません。スミマセン。 
         
         
         
          
             
               
                 
                  【Guts】  
               | 
                 
                【後楽園WESTの拡大写真】 
                  
                  【後楽園Bassmanの拡大写真】 
               | 
             
           
          このカンチガイがなければ、南沙織の表紙【Gutsの表紙写真】 を拡大して、 
          『 WESTのINPUTジャックに何もつながっていない!』などという発見は為されませんでした。   
        ちなみに、Bassmanにはナニかがつながっています。 
         
         
        そう、ローズはステージ上に無いんです。という事は。。。。 
        以下、更に詳しくピアノについて教えて頂きまして、これはもう、何とマニアックなっっっ! 
         
         
        で、公開っ! 
         
         『フェンダーローズは構造上ビブラフォンに近い丸いころがるようなメローな音で、ウィリッツァーはアタックの強い、よりRockっぽい音(フェイセスのLive等で有名)が特徴で、途中から歪んでRock'nRoll的な連打してるところはあきらかにローズというよりウィリッツァーに近いんだけどね。ローズも70年代後半フュージョンがはやった頃ダイノマイっていうアクションを改造したモノもあったんだけど、時代が違うし、アタックだけでなく音色もローズっぽくないのよ。 
         
         ただ、ボクもウィリッツァー200A持ってるんだけど、あの音と完全同じにはならないので何かつないでるアンプに秘密があるんじゃないかと思って聞いてみたわけ。 
         でも、もしウィリッツァーだったら一枚くらい写真があるはずなんだけどね。まぁ、もし仮にスピーカー内蔵のフェンダーローズスーツケースだとしても、ラインや内蔵のアンプスピーカーでは絶対あの歪みは無理なので、WESTや
         Bassmanみたいな真空管型のアンプにつないでるのは間違いないでしょう。 
         で、ヤマさんが絶対ウィリッツァーだと言ってるのでVideoとか写真があるのかなぁ? 
         Mean
         MistreaterやってるブートVideoがあるなら見てみたいですね!』 
         
         って、アレ?ヤマさんて、貴方のお宝拝見!に登場してくださった山さんです。 
         ってことは!! 
         ピアノがローズっぽくないぞ。などという超マニアックな事を35年間も悶々と考えていらした“暴走機関士”は、おひとりぢゃなかったんですね!ひぇ〜。 
         ウィリッツァーかあ。。。ビブラフォン、ダイノマイ・・・・いやはや、まだまだ修行が足りません。 
         
         
        やっぱりすごいな。グランド・ファンク。 
         
        
         
         
        
         
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