バンマス、Sohn のWEST 2号機です。 当サイト4台目のWESTで奇跡的なミント状態を保つコンボタイプ 「WEST MINI 1」と言います。 AVALONと同じ50WのHead に12インチスピーカーを搭載しています。 通常はJansenが搭載されるらしいのですが、このアンプには特別仕様の JBL D-120F が搭載されています。 GFR といえば JBL。おそらく最初のオーナーがGFR Sound を指定されたのでしょう。 そしてその音は、今までどんなアンプでも体験したことのない、芯の強いオーバードライヴサウンドです。 同じHead のAVALON は、ほとんど歪まないのですが、このアンプは歪む。かっこよく歪むのです。 名盤「 LIVE ALBUM 」 の、正にあの音です。 初期のMARK サウンドは、スタジオ盤とライヴ盤で、後者のほうが歪んでいるとお気付きになられた方がたくさんいらっしゃるとおもいます。 AVALON は正にスタジオ盤「 On Time 」「 GRAND FUNK 」「 Closer To Home」 の、あの乾いた音です。 その違いはスピーカーの口径によるものだけではありませんでした。 この美しいコンボアンプのパワー部にはEL34管が装備されています。 AVALONは6L6管です。 両者とも、芯が強く、しいて言えば「あのGFRの音」そのものなのですが、その大半がCostom Order Hand Made であったWEST社の、「WEST」らしい、個々の個性が存在します。 そしてこの美しいコンボアンプの上には、WESTを愛し、私たちにこの素晴らしいアンプの存在を教えてくれたMARK FARNER氏 の Autograph が刻まれています。 30年間の想い、憧れ続けた「あの音」が、現実となって今、ここにあります。

WESTのうんちくに付きましては GFR WEST を御覧下さい。

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