このFernandes FR-75S は、1995年に Ringo Starr Band のメンバーとして来日した際に日本で購入されたギターで武道館で弾きまくっていたのと完璧に同じモデルです。

MARK氏が購入されたのはパープルサンバーストで24フレット仕様、普通のシンクロナイズド・ブリッジ（ロックナット無し）。

MARK氏は Ringo Starr Band の日本ツアー中、たった一日だけこのギターを全曲で使用した公演があり、それが偶然にも私が見に行った武道館公演だったのです。（他の日は Peavey Impact Redを使用）曲の端々で買ったばかりの Sustiner Unit を楽しんでいた御姿が印象的でした。

Parker Fly はアメリカ的な、これは非常に日本的な“最先端技術”の満載されたギターと言えます。

MARK氏が購入されたのは、上のモデルのですが、このギターはご覧の通り色も仕様も全く異なります。

MARK氏といえば入手困難なレアギターばかり使用されるのが、日本製の身近にあるギターをチョイスしてくださったので、「これはいつでも手に入る」と侮っていたのが、なんと MARK 氏使用の型番はたったの1年でカタログから姿を消してしまいました。
普通のノンロックトレモロというのが、今の日本では不人気だったのでしょうか。

で。このギター。
ナント粗大ゴミとして捨ててあったモノです。なんという世の中でしょう。
どこも壊れてない、大きなキズもない、完動品なのに。

仕様は違うけど拾い物なのでとりあえず大満足。紫にリフィニッシュするのも大変なので、私流にGRAND FUNK仕様にしてしまいました。