L-5S


Eijiの Gibson L-5S

 

Sohnの Gibson L-5S


Eijiの Gibson L-5S & GRECO LSG-120

Sohnのスーパーミント Gibson L-5S

 

MARKのL-5S は、Gibson と恐らくエンド―スされた'75年頃に工場を訪問して入手されたSpecial Madeだそうです。
MARKのモノは新品で入手した当時、50年前の木材からネックを特別に作ったとの話しですので、今では70年も経過した事になりますね。

アルバム「Caught In The Act」 のジャケット写真でも使っており、'75年の来日時にも使ってましたので、日本では Messengerの次に有名かもしれません。

「All The Girls In The World Beware!!! 」と「Caught In The Act」で Gibson L-5S と MU-TRON BI-PHASE のサウンドを堪能できます。

御本人にお会いする機会に恵まれた際に確認したかったのですが、緊張してうまく話せませんでした。

御本人にお会いする機会に恵まれた際に、当時 L-5S が欲しくて仕方がなかった私に「リードサウンドは最高だったけど、6 弦の響きがちょっとブーミーなのがね。」とアドバイスしてくださいました。
いずれにしてもこれは唯一の、普通のギターですね。
他に使っているロックギタリストは居ませんが。

さて。
上の写真を御覧ください。注目すべきは Sohn氏のスーパーミントです。
これはMARKの使用されていたものとほぼ同年代の3ピーストップで、ワイドフレームと呼ばれる強烈なタイガーストライプが全面に浮き出ています。
MARKのL-5Sも3ピーストップ&ワイドフレームですので、そのたたずまいまでが酷似しているという奇跡的なL-5Sです。
まるでたった今、楽器屋で新品を購入してきたかのような塗装の輝きを誇り、このギターを見た誰もが30年の時間が経過してるとは思えない、正にスーパーミント“Brand New” なギターです。

それもそのハズ。このL-5S は、アメリカのL-5Sコレクター(居るんですね、そういう方が。。。)の所有している驚くべき沢山のL-5S中から、「No.1」と呼ばれる、正に最高の一本をムリヤリ譲ってもらったという、トンデモナイ品なのです。

Sohn氏のコレクションは、スーパーミントなVELENOといい、この L-5S といい、驚くべきコンディションを誇ります。
それらを手に入れるには“神様”のサポートがなければ有り得ない事であり、そのために必要な事を私自身知っています。
いかにGFRへの“熱い想い”が強烈であったかがうかがい知れます。

さて、そのとなり。Eiji’s L-5S ですが、2本のうち、1本は日本製のレプリカです。
1970年代後半以降、これは唯一、GFRファンが入手可能な、楽器屋さんで売られていたMARKモデルと言えます。
このサイトの掲示板にも、「私も持ってる。」 との書き込みを頂きました。(嬉しいです)
レスポールやストラトを買わずに、この高価な日本製のギターを買われた方の“熱い想い”は、私やSohn氏のそれと同じです。

「普通レスポールだろ。」「フン、これが最高のロックギターなんだ!」って、“孤独の叫び”を叫び続けたハズなんです。
 そんなワケで、PickUpをGibson製に交換したり、ヘッドにイタズラ書きをしたり、いろいろいじりまわして、これは“実戦用”になってます。
昨今更に大改造しまして、今ではギターシンセを装備しちゃいまして、クレイグの居ないトリオ編成で、Caught in the act をリアルに再現しようなどと超アナログ人間なのに大胆な(バカな)事になっちゃってます。

さて。思いもよらない出来事によって、私にとってL-5Sは、生涯大切な想いを込めた“宝物”となりました。
Eiji's L-5S のもう1本、これはGibson 78年製です。
最高のサウンド。“アノ音”です。
こちらはセンター合わせの2ピーストップに美しいタイガーストライプが、これも全面に浮き出ています。
これは、前述の スーパーミント L-5S を入手するまで、Sohn氏の宝物でした。
わざわざアメリカまで出向き、有名なコレクター、ノーマン・ハリス氏から購入したものです。
そして、この“宝物”は、今では Eiji's コレクションとなりました。 信じられないでしょうが。

この L-5S は、もらってしまいました。 お金は受け取ってもらえませんでした。

Gibson ですよ! L-5Sですよ! “想い”のたくさん詰った宝物ですよ!!!!

私はこの気持ちを伝えるための感謝の言葉がどうしても見出せない。

言葉では全く足りないので、ここでこの信じられないような“感動”を披露させてもらいました。
まるで、今までGRAND FUNK RAILROAD に与えてもらった多くの“感謝”にも似た。。。。


補習前後の写真をご覧ください。
ぼろぼろだった L-5Sのテールピースのメッキをピカピカに補修しまして、美しいギターが更に美しく蘇りました。
センター2ピースのタイガーストライプと相まって、感動すら覚えるオーラを発しています。

ありがとう。 My Real Good Friend Sohn.
......your brother Eiji より。

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