“MARK MOD STRATOCASTER”77年の2nd ソロアルバムから使用しはじめたナチュラルの改造ストラトです。 アーム無し。いわゆる『ハードテイル』です。 3Vol. 3Tone の2連式ツマミと、各PUののスイッチがフェイズアウト可能な独立したON‐OFFミニ・スイッチ×3個で、ナント10通りのPU組み合わせが可能になっています。 当然、通常の5wayセレクター・スイッチは撤去されています。 ちなみに10通りもの組み合わせ可能な配線でありながら、一貫してセンター+リア(つまり、普通のストラトと同じ一般的なハーフトーンですね)を使用するあたりが、意表をつきます。 2連ポットの必要性がわかっちゃいないあたりが、まだまだ修行不足の僕です。 そういえば、MARK尊師はなぜか使わないのにアーム付きギターが好みのようで、それなのにアーム付きギターの代名詞であるストラトキャスターは、あえてアーム無しを選ぶあたりが、これまた意表をつきます。 うーん。ホント奥が深い。で、このストラトは、リイシューの’70sモデルをベースに製作したのですが、実はリイシューには 『ハードテイル』 が無いんですね。で、仕方なくアーム部分をグラインダーで削り落としてムリヤリ 『ハードテイル』に改造しまして、見た目はハードテイルとなっています。 私の場合、他がビザール系ギターばかりですので、さすが名門メーカー。さすが名器ストラト。リイシューと申しましても弾きやすさといい音のクリオリティといい他のビザール系とは“格”が違ってたので、ネックとかその他の部品はこのまんまでいいから、とにかくボディだけは本物に変えたいな。と、ずっと探してたワケです。(Fender USA の70年代ヴィンテージで。) で、遂に発掘。コレ。いーかんじの木目です。MARK尊師のストラトっぽい。(親バカ) あの時代のハードロックの音がするんですね。最高にカッコイイ音になりました。ヤッパ70年代のフェンダーはいいなぁ。。。 はい。ここまで来るともう。次の展開はバレてますね。(笑) ですが。仮に中古市場に70年代のネックが売りに出されたのを見つけたとしても、すでにヴィンテージとしての評価が高く、さすがにちょっとタメライます。 イケば、もっとわかるさ。と。
実は。ボディをハードテイルに交換した時点で、タシカニ素晴らしい音になったのですが、下の写真の昔から愛用している70年代ストラト(焼けたサンバースト)とはやっぱり何かが違うと感じていたのです。なんとなく綺麗なんですね。まとまってて。暴れない。 で、ネックを変えたとたん、ナント。暴れるんですね。アームが付いてないのでかろうじて放り投げたり叩きつけたりしたくなりませんが、アームが付いてたらヤバイです。 なんというか、ガラガラとかき鳴らしたい衝動に駆られるギターに変貌したのです。 いろいろいぢってたら、ハードロックしたくなるストラトになっちゃいました。(祝!) ここまでくると、ほとんどのパーツを交換してしまいましたので、一番上のリイシューストラトと比較すると、最初から残っているのはピックガードくらいになってしまいまったワケです。 で、やってみたら、こうなりました。 めでたしめでたし。 ん?アレ?なんで2本もあるんだ? と、と、と、遠廻りをしたのかっっっ??? え?この事態の発端となった「スプリングのリバーヴ効果が嫌なんで云々」っていうのは、ボンドとかパテでスプリングを埋めて固定しちゃえば、こんなトコまで来なくてもよかったの? ひいい。ま。ここまで来なきゃ分からなかった事もあったからヨシとしましょうよ。(←誰に同意を求めているんだ?) しかも同じ大改造を施し、なのに普通のセンター+リアの代表的ストラト・サウンドしか使わない。 ようし、こうなったら。次はS.D.カーリーのベースだな。 これはもう、82年が初ライヴ体験だった後追いオタクとしては行くっきゃねえっす。よね。(← 〃 ? ) |
このストラトは30年以上、GFRの曲を弾き続けて、ボロボロになってしまった78年製です。 新品で購入したのが、日に焼けてサンバーストの赤が脱色してしまい、50年代製のような2トーンサンバーストになってしまいました。 購入当初はレスポールより重かった!?のですが、今ではウソのような超軽量になりました。 50年代や60年代のオールドをたくさん弾き比べた事はありませんが、よく聞くハナシの「軽い」「太い」などは、こういう状態になった事をいうのではないかなー。などと。 で、このボロストラトには、御覧の通り、MARK FARNER のサインがあります。 いーかげんオンボロなので(塗装も剥げるし)、半隠居させていたのですが、幸運にもサインを頂ける機会に恵まれ、20年の想いを伝えたく一目瞭然のこのギターを持ち出したワケです。 MARK FARNER が少し弾いたストラトキャスターの巻。 Magic Markie、 MARK FARNER。
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Sohn's Stratocaster of “the memory”
これはSohn氏が高校生時代に自らの手でメッセンジャー色に塗り替えたというギターです。 GFRを弾き込みまくったこのギターには、何十年もの時を経て、 しかも70年代中頃に、このカラーに塗り替えていたという。。。。 Mark Mod Messenger が世界初ではなかったという事と、3人のサインが揃っている直筆メッセージ入りギターは“Believe”と書かれたグリーンのMessengerだけではなかったという事に、やっぱりグランドファンク、素敵な事は世界中で起こり続けていると改めて思い知らされました。 ここにもまた、この暴走機関車が“夢を現実のものにする”エネルギーを満載して |